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少年は今日も夢を。

ただひたすらすきなことを。

週2の日課


放課後、楽しそうに洋書を読む彼女がいた。

退屈な授業が終わり、友達と喋っているといつの間にか空席になった窓際の席。

もう行ってしもたんか・・・と思い、部活に行く友達に別れを告げ、北校舎から南校舎に移動する。

今日は火曜日。図書当番の日だ。

毎週火曜日と金曜日は図書当番をしている。

スキップしそうになるのを堪え、一段飛ばしで階段を駆け上がる。

「あ、ごめんな。遅くなって。」

『いえ。さっき来たところですから。』

そう言って彼女は微笑んだ。

図書室の鍵を開けると、彼女はいつものように右奥の書棚から1冊の本を取り出し、読み始める。

右奥の書棚は彼女以外誰も手を付けない。

並び順もここ数年変わっていないらしい。

今日は何を読んでるんやろ、と少し離れたところから彼女を見つめた。


週2の日課

この笑顔をいつまでも見ていたい。


言い訳

今回はなるちゃんをイメージした一文です。

お相手は重岡くん。

しげおかくんと図書室。

なんかちょっと不釣り合いなシチュエーションですが、好きな女の子のためと言いますか。

分かりやすいアピールはできないからせめてものアピールをと考えたのが、図書委員の仕事、というわけです。

特に会話するわけでもなく、ただ彼女を見つめるだけという笑

中学生のような恋心をイメージしたつもりです。←