少年は今日も夢を。

ただひたすらすきなことを。

隣のブランコは空いたままで


また会えたら今度は好きだと叫びたい。

僕にとってそれは突然すぎる出来事だった。

『ねぇともくん?』

「んー?」

いつもと変わらず、学校終わりにコンビニに行ってお菓子を買って公園に来たところだった。

17時を知らせる夕焼け小焼けのメロディはとうの昔に鳴り、僕と彼女以外誰もいない。

2人してブランコに揺られながらお菓子を食べていた。

『・・・・・・。』

「・・・どうしたん?」

『引っ越し、するって。』

「え?」

彼女は顔を上げずに震える声で言った。

「い、いつ・・・?」

『・・・あさって。どうしても、ともくんに言えなくて・・・』

綺麗な髪が風で揺れる度に見える彼女の顔。

「なんやねん・・・急すぎるやん・・・」

『ごめん・・・。』

彼女のスカートに小さなシミができた。


隣のブランコは空いたままで

あの日僕は何も言えなかった


言い訳

今回はマホちゃんの一文です。

神山さんの方でいただいていたのでお相手は神山さんです。

中学2年生くらいのイメージです。

買い食いダメですけど。笑

防災の17時を知らせる放送って全国共通ですかね?

自分の地域は17時になると17時をお知らせする童謡が流れるんです。

その曲が夕焼け小焼けなので夕焼け小焼けって書いたんですけどなかなか伝わりにくいですね笑

ストレートに書くのも面白くないかなと思って。笑

玉砕しましたね・・・笑