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少年は今日も夢を。

ただひたすらすきなことを。

優しい香りを残して

その他
次はいつ会えるのだろう?

寝坊したため、家から駅までの道をいつもより早足で歩く。

手前の信号がなかなか青に変わらず、少しストレスが溜まる。

青になった瞬間、小走りで駆け抜け、なんとか間に合った。

『はぁ・・・間に合った・・・』

何時もと同じ扉の前に立つ。

そして斜め前に見える、一番端の席で英単語帳を読む彼。

サラサラな栗色の髪に、艶やかな肌。

黒の学ランの袖からは高そうな腕時計が光っている。

毎回私が降りる駅の1つ前で降りているから、きっとお金持ちが通う学校で有名な男子校に通っているはずだ。

そんな彼だがたまに同じ電車になり、先に降りてしまうものだからもちろん声なんて掛けれないし、そんな勇気はない。

いつも、ひっそり見つめて終わる朝。

「あの・・・」

『・・・え?』

気づけば、彼が降りる駅に到着しようとしていて。

「また、会えるといいですね。」

そう言って彼はふんわりと微笑み、電車を降りていった。


優しい香りを残して
バレていないと思っていた




ぽてちゃんからいただいた一文です。

(リンクはいろいろあって載せれなかった)

学生時代電車に乗ってるとたまぁに、あ、この人かっこいいかも。なーんてこと1度はあったと思います。

毎日同じ時間の電車に乗ってるとたまに乗っている男の子が気になってしまって。

今日はいるかななんて思いながら毎日電車に乗るわけです。

ある日もいつものように電車に乗ると定位置に彼がいて。

いつものようにひっそり見つめていると突然声をかけられるっていう。

実は向こうも気づいてるっていうありそうでなさそうなお話です。

お相手は一応淳太くん。