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少年は今日も夢を。

ただひたすらすきなことを。

聞こえるか?この音が。

その他
彼は階段から大胆に転げ落ちた。

気づくと見憶えのない景色で。

でも、視界の左端には知っている顔が見えて少し安心する。

『だっ、だいちゃんっ!大丈夫!?』

ガタン、と椅子が倒れる音がし、視界のほとんどが彼女の顔でいっぱいになる。

「え?どうしたん?」

『どうしたん?じゃないよ!体育終わりにっ友達と階段上っ、てたら脚、踏み外したらしくてっ、3階から2、階まで落ちたって、、、!』

そういう彼女は今にも溢れそうなくらいの涙を目に溜めている。

そんな彼女に言われ、一番最近の記憶を思い出そうとする。

確か、3限目の体育が終わり、友達と4階にある教室に向かう階段を上ってたのは覚えている。

「え、、、俺落ちたん、、、?」

『そうだよ、、、!意識なくてっ、頭もちょっと切った、っていうから、、、!』

そう言う彼女は溜め切れず、涙が頰を伝い始める。

「そうかぁ、、、えらい心配かけたなぁ」

『ほんと、だよ、、、!いなくなっちゃう、か、と思った、、、!』

そう言って泣き噦る彼女を左手で引き寄せた。


聞こえるか?この音が。
俺はお前の側を離れたりしない。






りのちゃんからいただいた一文です。

(鍵さんなのでリンクは省略です。)

お相手はしげおかくんです。

確かコメディになるような一文を考えてくださったはずなんですが、コメディのコの字もないお話に笑

そして分かる人には分かる落ちた記憶がないというちょっと悲しいお話にもなっていたり。

果たしてしげおかくんは助かるのか?みたいなちょいシリアスなお話になってしまいました。