少年は今日も夢を。

ただひたすらすきなことを。

高鳴る鼓動

あの日の君はもういない

 

「卒業証書授与。」

 

遠くでそんな声が聴こえる。

 

気づけばここでの生活も3年の月日が経っていた。

 

終わりの1年なんてほとんど教室で過ごした記憶がないし、特別仲が良い友達がいたわけでもなかった。

 

静けさに少し身を縮めながら、ポッケに手を入れ階段を上る。

 

『立ち入り禁止』と貼られたプレートを避け、更に上がる。

 

もうここに来るのも最後だ。

 

重たい扉を全体重かけて押せば、鬱陶しいくらいに雲のない青空が広がる。

 

『神山。』

 

「おう、、、卒業式出ぇへんの?」

 

『いや、神山もやろ。』

 

そういうとせやなぁと言いながらフェンスに凭れる、学校で唯一の友達である神山。

 

体育館からは卒業ソングが聴こえる。

 

「もう高校も終わりかぁ〜、、、お前どうすんの?」

 

『うーん決めてない。神山は?』

 

「うーんそやなぁ、、、お前を俺の嫁にしようと思うねんけどどう?」

 

そう言った神山は今までに見たことない顔をした。

 

 

高鳴る鼓動

まぁ、いいんじゃない?

 

 

 

 

 

こっちもなかなかの久々ですかね。

 

今回はみっくんの一文です。

 

 

このもらった一文、すごく万能なんですよね。

 

見た瞬間いろいろ出てきたんですが、最終卒業式の1コマにさせていただきました。 

 

お相手は神山さん。

 

前の一文と類似感否めないですがご愛嬌ってことで。笑