少年は今日も夢を。

ただひたすらすきなことを。

PDCAとOODAループの話。

またなんか読む気失せそうなタイトルやん?

って感じだけども、以前上げた勉強法の話(ジジイ的勉強法の話。 - 少年は今日も夢を。)、あれからジジイもずっとPDCAを回して勉強を続けていた中でOODAループというものを先輩から聴いたのでその話を共有したい!と思ってこの記事を書いてみました。ジジイもまだ実行中だから怪しいところもあると思うので、ここ違うよ!ってところあったら教えてください。ちゃんと加筆修正します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(鰤の刺身めちゃくちゃ美味しかった)

 

 

 

そもそもの話

本題に入る前に前置きとして、そもそもなんでこういうことを言ってるのか、というところから喋りたいと思います。(喋りたがり出たよ)上述のリンクの記事にも書いてるんですが、ジジイがPDCAに出会ったのは、高校生の頃です。たまたまノリで入った生徒会が(そもそも生徒会はノリで入ったらダメだよ)、所謂慈善事業って言ったらいいのかな?そういう活動をしている某社(全国にあるので名前は伏せさてください)の学生が活動できる団体みたいなものに加盟している生徒会で(生徒会と青年団に分かれていたから役員の数が多かったよね)。その団体で色んな活動をする中の1つとしてこのPDCAを学びました。その頃のプランは何にしたのかもう10年程前の話なので、よく覚えてないんですが、それまで結構楽して生きてきた自分にはすごく衝撃的で。こんな近道があるのか!自分が楽してきた、って思ってたことはそんなに近道じゃないやん!って思ったのを何となくですが覚えています。それから高校を卒業して、1年未満しか通わなかった専門学校に進学した時もPDCAは回したし、(というか毎日嫌でも回さなければいけない状況だったというのが正しいかもしれない笑)学生でなくなった今では無意識に回す程PDCAは身についているもので。今ではジジイにとっては日常の一部となってる訳です。

 

PDCAとは

ということで前振りとして軽く。PDCAとは、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Act(改善)の頭文字を取ったもので(かつん兄さんみたいだね←)、例えば「算数のテストで平均点を取りたい!」という目標に対して、どうすれば平気点が取れるのか、はたまたそれ以上を取ることができるのか、という継続して向上していく為に思考する時に使うサイクルのことで(例えがなんかチープだね)、主にこの4つの段階を繰り返すことで継続してパフォーマンス力を上げるみたいな方法のことを指します。PDCAはどんな企業で使われていると思うし(ジジイは就活をしたことがないのでその辺はごめん曖昧です)、それこそジジイと同様の高校生や大学生にだって使える継続改善法です。小さいこと(さっきみたいなテストの点数をあげる!みたいなもの)から大きいこと(企業でいう損益関係だったり、商品の品質改善だったり)にも利用できて、何より難しくない。その上複数の方法を試して1つの結果(Act)を出してもう一度思考(Plan)することができるという第1段階で納得できる答えに辿りつけないのもジジイ的には強制的且つ無意識に思考し続けていけるので楽しい所かなって思います。

 

OODAループとは

ということで、約1000字程の前振り(マジで長いな?)をかましてやっと本題ですが、OODAループってなんぞや?って言う話ですよね。OODAループとは、「ウーダループ」と読みまして、Observe(観察)Orient(判断)Decide(決定)Action(検証)の頭文字で(キスマイ兄さんみたいだn(ry)調べた所によるとアメリカで発明された「先が読めない状況で成果を出す」ための意思決定方法だそうで、教えてくれた先輩曰く、PDCAよりも最短でコスパが良いらしい。(らしい)状況によって使い分けは必要かな、と聞いた時思ったけど。(適材適所ってやつですな。)企業とかの問題提起とかはこっちの方が良さそうかな、という印象です。

 

OODAループの組み方

じゃあどうやって組むよ?って話をしたいと思います。OODAループは、元々ある計画や問題に対して、何故それが問題になっているのかということをあらゆる方法からObserve(観察)し、原因を導き出します。例えば、学校の中間テストで全教科を平均点取りたいという目標があったとして、どうしてそう思うのか?という理由を考えます。前回のテストで平均点を取れなかった教科があった、とか、苦手科目があって毎回その教科が平均点取りにくい、とか、前々回のテストは平均点が取れたけど、前回のテストは平均点が取れなかった、とか。色々な問題点を観察し、あぶり出す作業をします。観察ができたら、その観察で得たデータを基にOrient(判断)をします。そのままの例を継続しますが、前回のテストで平均点が取れなかった教科は今回も平均点が取れない可能性がある、とか、苦手科目は平均点を取るのが難しい、とか、科目の中でも得意分野と苦手分野が存在していてその時によって取れる点数に差ができている、とか。仮説を構築することがここのOrientでは重要かな、と思います。(企業事案の場合は共通認識がこのOrientになります。)仮説を構築したあとは、仮説を実行する為のDecide(決定)を行います。今回のテストは絶対に平均点を取りたいから、いつもは1週間前から勉強しているけれど、今回は2週間前から勉強しよう、とか、苦手分野に関して苦手なところだけを集めたノートを作成して苦手分野に対する対策をしてから今回のテストに挑もうとか。仮説を実説にする為の対策だったり、具体策を導き出して導いたら最後Act(実行)に移します。実行し、出た結果がそのままObserveとなるので、ループし続け、結果質の良いOODAループ(ここで言うと勉強法)が完成する、という流れになります。

 

 

コスパが良い

始めに言ったことがこれで多分証明されるんじゃないかなって思うんですけど、PDCAなら、まず計画(もしくは目標)を立てて、それに対する実行案を明示し、その実行案が正しいのか実際にやってみて判断して、改善案を導いてもう一度計画を立てる、といった方法だったと思うんですけど、OODAループは計画(もしくは目標)は前提で結果に対する過程を導く方法って感じかな、と。PDCAが小学生から段階を踏んで大学に入る感じなら、OODAループは小学生が努力を隠していきなり大学受験して飛び級する感じ。(例えがめっちゃ分かりにくいな。)とにかく結果までの距離が短い。回し出したら後はもう動かすだけなんで。

 

結局は使い分けが大事

まぁだからと言って、PDCAが悪くてOODAループが良い、っていう訳ではないです。水平展開するような事案とかならObserveを導き出すためにPDCAを回す時もあるし。人によってはPDCAの方があってる、OODAループが合ってる、とか色々あるだろうし。たまたまジジイには合ったという可能性もある。笑とりあえずどっちも使ってみて、どっちかは自分に合うだろうし、どっちも併用した方が都合が良い時もあるし。どっちかが良くてどっちかが悪いとかは一切ないと思います。ただ、勉強を進める上で、選択肢の1つに入れてくれたら良いな、っていう。もしかしたら嫌いな勉強が楽しくなるかもしれないし。はたまたジジイみたく新しい世界を見るきっかけになるかもしれない。こういうご時世で在宅勤務、とか休校とか、通常営業の方もいると思うけど。時間がいつもより出来ていて、やることない、どうしよう、みたいな方で、勉強してみようかな、とか、出された課題やらなあかんけどやる気皆無ない、みたいな方のススメになったら嬉しい限りです。よし、ちょっと良いこと言うたところでジジイの無駄話終わり!(自分で言うなよ)